【ヒルフェについて】
※詳しくはこちらをご覧ください →ヒルフェについてのページ
【ヒルフェの事業内容について】
※詳しくはこちらをご覧ください →ヒルフェの事業内容のページ
平成28年3月1日
ヒルフェ事務局が2月14日(月)より、行政書士会館に移転いたしました。
電話番号、FAX番号に変更はございません。
どうぞよろしくお願いいたします。
【新住所】
〒153-0042
東京都目黒区青葉台3-1-6
行政書士会館内
TEL 03-3476-5131
FAX 03-3476-5137
support@hilfe.jp
平成28年1月15日
【臨時総会】
日時:1月26日(火)午前10時30分〜(午前10時受付開始)
場所:行政書士会館 地下講堂
※出欠届(委任状及び議決権行使書)をヒルフェ事務局(03-3476-5137)までFAXください。
※詳細はお送りした書面をご覧ください。
平成27年9月1日
ごあいさつ
公益社団法人成年後見支援センターヒルフェ
理事長 常 住 豊
平素は、当法人の活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。
平成27年6月12日、公益社団法人成年後見支援センターヒルフェ理事長に就任しました常住豊と申します。全身全霊を捧げて、成年後見制度の普及・啓発に励む覚悟でおりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人成年後見支援センターヒルフェは、東京都行政書士会が社会貢献の一環として設立しました。認知症の高齢者や精神障がい者及び知的障がい者(以下、高齢者等という)の財産管理と身上監護を行う成年後見制度において、良質な後見人を輩出することにより、高齢者等の権利の擁護と福祉の増進に寄与することを目的としています。
団塊世代が後期高齢者を迎える2025年問題が提起される昨今、良質な成年後見人の育成は急務なことと考えます。様々な専門家集団が連携して、この問題に取り組まなければならないといえます。
その中で、行政書士は次の3点において、成年後見人に適していると考えています。
1点目として、行政書士は国家資格者の中で、最も地域に密着した資格者であるということです。成年後見の活動は、成年後見人単独で実施しても限界があります。ケアマネージャー、介護ヘルパー、医師、区市町村役場、社会福祉協議会、介護施設など、地域における様々な方々や関係機関と連携する必要があります。この点において、地域密着型の国家資格者である行政書士は優れているといえます。
2点目として、行政書士は対話促進型紛争解決手法を身につけているということです。行政書士の業務は、市民と役所の架け橋となるべく、許認可申請に代表される行政の手続きをしています。また、昨今は複雑化多様化する世の中において、市民と市民との架け橋となるべく、協議書や契約書の作成をしています。これらの業務に共通していえることは、違う立ち位置の方の間に立って、合意を形成して手続きを進めるということです。行政書士は、これらのことを業務を通して体験的に修得しています。このことにより、意思表示のしづらい被後見人の方であっても、その残存能力に着目して、最大限の意思表示を引き出せることができると考えています。
3点目として、行政書士は予防法務の専門家であるということです。行政書士の業務としては、行政手続きと市民法務の2点に集約されることは、先に述べたとおりです。これらの業務は、ともに予防的措置を行うということです。先を見越して、不測の事態に陥らないようにするために、行政手続きを行ったり、協議書や契約書を作成したりします。これらの業務をとおして、行政書士には先々を考え合わせて、より良い方法を見いだすことが身についています。成年後見制度は、“転ばぬ先の杖”の役割をしなければなりません。そうだとするならば、成年後見人は先を見越して、被後見人の利益のために意思決定をし行動しなければなりません。このような観点からも、行政書士は成年後見人に向いていると考えます。
私たちは、成年後見制度の適切な運用のために全力を挙げて取り組む所存です。そして、成年後見制度の専門職団体として高度な専門的能力と深い倫理観を持ち合わせた成年後見人の集団として活躍していく所存です。市民の皆様から愛され期待される団体となれるように努力を重ねてまいります。今後とも、よろしくご支援の程をお願い申し上げます。